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【中日】地獄ノックでドラ2即戦力左腕が負傷…松葉づえ姿で球場を後に 井上監督「『打ってたんは誰や?監督やん!』ってなる。ちょっと焦った」

スポーツ報知 / 2025年2月3日 5時0分

ノックを浴びせる井上一樹監督 (カメラ・馬場 秀則)

 中日・井上一樹監督(53)が2日、春季キャンプ2日目にして、肝を冷やした。投手陣に「Dirty Hustle(ダーティー・ハッスル)99」と名付けた地獄ノックを敢行。ドラフト2位・吉田聖弥投手(22)=西濃運輸=が、右ふくらはぎをつるハプニングに見舞われた。

 にぎやかな雰囲気から一瞬にして、空気が凍りついた。午後の室内練習場で始まったのは、投手を左右に振りながら、背番号99の指揮官がノックを打つスペシャルメニュー。投手コーチの人選で大野、清水とともに打球を追いかけていた吉田が突然、右ふくらはぎを抑えて倒れ込んだ。「マジか…」と、つぶやいた井上監督の横をトレーナーが走り、吉田の元に駆け付けた。

 3人で約30分間。エラーをすれば、ジャンプをしながら両手を頭の上でタッチして、半回転するスクワット「ジングルベル」の罰則付き。ファンブルを繰り返し、スクワットを重ねた吉田がダウン。トレーナーの施術を受けると、松葉づえ姿で球場を後にした。病院には行かず、井上監督は「足がつっただけ。大事には至らなかった」と安どした。

 指揮官は「報道陣のカメラの前で倒れ込まれたら、『打ってたんは誰や? 監督やん!』ってなる。ちょっと焦った」と本音を漏らした。期待の即戦力だけに「『大丈夫』って言ったとしても、あすは(練習の強度を)落とそうかな」と、慎重な姿勢を示した。

 球団史上初3年連続最下位からの脱却を図り、「練習の雰囲気から変えていく。キャンプ中に泥んこになっておかないと」と、チームの変革を求める井上監督なりのアプローチ。「あす以降も、やる予定」。バットを握って、選手と一緒にハッスルする。(森下 知玲)

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