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卓球混合ダブルス王者がなぜ 今季限りで引退決断の胸中明かす

スポーツ報知 / 2025年2月3日 6時20分

混合ダブルスで優勝した安藤(右)、木造組

◆卓球 全農杯全日本選手権 ダブルスの部 最終日(2日、豊田市総合体育館)

 混合ダブルスは木造勇人(25)=関西アカデミー=、安藤みなみ(27)=トップ名古屋=組が頂点に立った。決勝で小野寺翔平(24)=リコー=、枝広愛(20)=中大=組に3―1で勝利。今季限りで現役引退する安藤は有終の美を飾った。男子ダブルス決勝は飯村悠太(20)、木方圭介(19)=明大=組が中学生ペアの岩井田駿斗(15)、中野琥珀(15)=野田学園中=組に3―1で初V。女子ダブルスは麻生麗名(22)、笹尾明日香(25)=日本生命=組が制した。

 安藤が最後の全日本で念願の初タイトルをつかんだ。チャンピオンシップポイントを握ってから3連続失点で追い上げられたが、緩急をつけて相手の強打のミスを誘い、パートナーの木造と抱き合って歓喜。「現役生活の中で、全日本でどの種目でもいいから表彰台に上りたいという目標があった。最後に成し遂げられた」。温かい拍手に包まれ、晴れやかな笑みを浮かべた。

 異質ラバーで相手を翻弄(ほんろう)し、鋭いスマッシュで仕留める独特のスタイルを磨いてきた。2021年アジア選手権女子シングルス銅メダルなど国内外で活躍してきたが、約1年前に今季で現役を退くことを決断。惜しむ声も多いが「勝ち続けるには練習を頑張り続けなきゃいけない。これから先、自分の気持ちが続くかを考えたら難しいと思った」と明かした。

 3月までTリーグには出場予定だが、個人戦はこれが最後だ。「大満足の結果で終われた」。27歳が地元・愛知で大団円を迎えた。(林 直史)

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