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フォルティウスが白星発進 チーム御代田を7ー4で下す カーリング日本選手権1次リーグ

スポーツ報知 / 2025年2月3日 9時33分

第6エンド、ストーンを投じるフォルティウス・吉村紗也香(中)(カメラ・頓所美代子)

◇カーリング日本選手権 第1日(2月2日、神奈川・横浜BUNTAI)

 1次リーグを行い女子B組で札幌市を拠点とするフォルティウスがチーム御代田を7―4で下し、白星発進。第9エンドを終えた時点でコンシード勝ちとなった。1月30日に誕生日を迎えたスキップの吉村紗也香(33)が氷の状況を的確にとらえて指示を送り、正確なショットを決めて終始リード。中部ブロック代表を退け、4年ぶりの優勝に好感触をつかんだ。

 約2100人のファンで会場は満員。首都圏初開催となった日本選手権で、フォルティウスが強さを見せた。外は雨。内は熱気。北海道とは違う環境は氷にも影響し、吉村は霜の重さを感じたが、第1エンドから確実に点を積み重ねた。「メチャメチャ楽しかったです。いい緊張感といいリラックスとワクワクの気持ちで臨めました」

 不利な先攻が多い展開となったが、第3エンドに1点を返され、2―1になると、第4エンドでは後攻のチャンスを逃さずに2得点。吉村の正確なショットに、サードの小野寺佳歩(33)らの力強いスイープが加わり、さらに精度が高まった。吉村は「入りから2得点が取れそうで取れないスタートだったけど、しっかり切り替えて最後まで自分たちの形をつくれた試合だった」とチームに及第点を付けた。

 26年ミラノ・コルティナ五輪出場には、今大会での優勝が絶対条件。吉村は23年12月に出産し、スキップは一時期、セカンドの小谷優奈(26)が務めていた。五輪へ向けて今大会から司令塔として復帰。横浜入り前の最後の練習日が誕生日だった。選手・スタッフ皆が集まり「飾り付けとバースデーケーキでお祝いしてくれました」。笑顔の中で結束は強まった。

(甲斐 毅彦)

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