前回優勝のコンサドーレが８―４で白星スタート ミラノ五輪代表をかけ、開幕から好発進…カーリング日本選手権

コンサドーレの選手たち

◆カーリング日本選手権　第２日（３日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　男子の１次リーグが行われ、前回優勝のコンサドーレがキットカーリングクラブに８―４で勝利し、白星発進した。コンサドーレのスキップ・阿部晋也は「前半は自分たちもアイスとか石とか、探り探りな部分がどうしてもあるので、無理はできない。初戦ですし。後半はギアを入れて、勝つ気持ちでやっていました」と第６エンド（Ｅ）、３点の大量得点から勢いをつけて勝ちきった。

　コンサドーレは、優勝すれば来年のミラノ・コルティナ五輪の代表が決まる。しかし「緊張は多少あるかもしれないですが、今のプレーを見る感じ、プレッシャーを感じているとかは、そんなにないと思います」と阿部。「昨シーズン優勝していますが、そのタイトルを守るというより、また挑戦しているという感じ。また日本一になるという思いでやっています」とまずは目の前の試合から、一つずつ勝ちを重ねていく。

　大会は、男女１０チームが参加し、１次リーグ、２次リーグを勝ち上がったチームが、８日の準決勝、９日の決勝に進出する。