【広島】新助っ投ドミンゲスの気分転換は「ＢＯＲＵＴＯ」 マイナー２７勝右腕は日本アニメのファン

来日初ブルペンで力強いボールを投げ込んだ広島のジョハン・ドミンゲス（カメラ・畑中祐司）

　広島の新外国人、ジョハン・ドミンゲス投手＝ホワイトソックス傘下３Ａ＝が３日、今キャンプ初のブルペン投球を行った。マイナー通算２７勝の２９歳右腕。今後に向けて「このキャンプで自分が狙ったところにしっかりと投げきることを意識して取り組んで、実行していきたいと思います」と、意気込んだ。

　宮崎・日南キャンプは３日目を迎えた。２０１３年頃に母国・ドミニカ共和国で、広島が運営する「カープアカデミー」に数か月、在籍した経験がある。「日本のキャンプは非常に楽しみにしていた。非常に楽しくやれていますし、シーズンに向けていい準備をいきたい」と、不慣れな環境にもストレスなく練習に取り組んでいるようだ。

　１０歳頃から日本アニメのファン。練習後、宿舎では「ＢＯＲＵＴＯ」を見て楽しんでいるという。大人気忍者アニメ「ＮＡＲＵＴＯ」の主人公・うずまきナルトの息子ボルトの活躍を描いた作品。「スペイン語版の漫画で読んで、引き続き『ワンピース』も見ています」。オフのドミニカ・ウインターリーグで主にリリーフで１３登板し、１３回２／３イニングで奪三振率１３・２（２０三振）という成績を残した“ドミちゃん”。日本文化を楽しみながら、来日１年目からの活躍を目指す。