2035年ラグビーW杯 日本の再招致は? ワールドラグビーCEO明言「27年W杯前に決定」
スポーツ報知 / 2025年2月3日 19時20分
ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)のブレッド・ロビンソン会長とアラン・ギルピンCEOが3日、都内で会見を行った。ロビンソン氏は昨年11月に会長就任後、初めての海外訪問で日本を訪れ「選挙の際には、日本から支えてもらった。初の訪問国が日本になることは、私にとっては当然。アジアでのラグビー発展にとって、日本の役割はとても重要だ」と述べた。
日本協会は、日本が史上初めて8強入りした2019年以来となる、男子15人制W杯の再招致を目指している。この日、土田雅人会長は「今回、重要なテーマとして話し合いを続けているのが、2035年の男子、37年女子のW杯開催に向けて。日本協会の財政安定はもちろん、組織強化が大変重要」と強調した。35年、39年開催を目指しており、ギルピンCEOによれば他にもスペイン、イタリア、イギリスとアイルランドの共同開催などが候補。同CEOは35年の開催地決定について「27年W杯(オーストラリア)前に決定になると思う」と、見通しを語った。
19年の日本大会について、ロビンソン会長は「日本で開催して成功するか、開催前は懐疑的だった」と指摘。その上で「日本に信頼を持っている」と語った。ギルピンCEOは、日本ラグビーの発展についても言及。「リーグワンは、世界でも比較できないほど大きな成功を収めているリーグだ。ワクワクしているのは、JRFUと将来のW杯について話をしていること。具体的なゴールを聞いている。時間をかけて話し合って、方向性を決めていく」とした。
男子代表は、昨季、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが再任。テストマッチでは4勝7敗と不調に終わったが、ロビンソン会長は「エディーは能力が高く経験もある。短期的にはがっかりすることが起きる可能性もあるが、長期的な視野に立ってみるコーチだと思う」と述べた。日本は26年に、新設されるネーションチャンピオンシップにも参加予定。欧州6か国、南半球のチャンピオンシップ参加チームなどで争う大会となり、同会長は「27年W杯で活躍を収めるためには、26年のネーションズカップでティア1(強豪国)として参画することが極めて大事だ」と期待を込めた。
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