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高橋由伸氏が衝撃受ける! 巨人ドラフト1位は「想像以上だった」逆取材も「今はそれでいい」

スポーツ報知 / 2025年2月4日 5時45分

高橋由伸氏(左)が見つめる中、フリー打撃で快音を響かせる石塚裕惺(カメラ・堺 恒志)

 巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=が3日、2軍宮崎キャンプで球団OBの高橋由伸氏(49)=スポーツ報知評論家=と初対面。高橋氏が石塚を分析した。

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 想像以上だった。石塚を初めて見たが、この日の2軍の中では一番目立った。バットは振れるし、金属から木製バットに変わっても、ずっと使っていたかのように違和感がなかった。ミートポイントでの音や打球の強さ、飛距離も出ている。思ったより体も大きいし、長野久義が入団した時くらい衝撃的だった。

 本人が聞きに来たのは「たまに打球がドライブしてしまう」という点。たしかに「振ろう」という意識が強いのか、たまに体の回転で強引に振っている時もあった。体で振ろうとするとバットは出づらく、ボールを“あおる”スイングになる。結果、やや遠回りのドアスイングとなり、引っ張った時は特に、球の上っ面をたたいてしまう。

 ただ、「今はそれでいいんじゃないか」とも言った。振れる選手なのだから、その特長を伸ばせばいい。まずはプロのスピード、キレに慣れ、環境になじむこと。実戦が近づくにつれて徐々に「バットを走らせるには―」を取り組めばいい。そのうち、力みも取れてくる。体よりもスイング先行の理想型が見えてくるだろう。彼の高いセンスからも、そんなに難しい問題ではないと感じた。

 巨人のドラフト1位は嫌でも注目が集まる。いろいろな助言も聞こえてくると思うが自分なりに取捨選択して、時に聞き流すことも大事。素晴らしい素材だけに、じっくりやってほしい。(スポーツ報知評論家・高橋 由伸)

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