元ＴＢＳアナ高野貴裕氏、都民ファから都議選出馬…妻は女優・星野真里、福祉改善に意欲

高野貴裕氏

　元ＴＢＳアナウンサーの高野貴裕氏（４５）が、今年６月に行われる東京都議選（同１３日告示、２２日投開票）の世田谷選挙区に都民ファーストの会から出馬することが３日、分かった。この日、同会が公認候補予定者として発表した。

　高野氏は２００３年にアナウンサーとして同局に入社。０６年から「筑紫哲也　ＮＥＷＳ２３」でキャスターを担当した。２３年からは「サステナビリティ創造センターＣＳＲ推進室」室長を務めていたが、先月末で退社した。

　プライベートでは、１１年９月に女優・星野真里（４３）と結婚。１５年に誕生した長女が「先天性ミオパチー」という障害を抱えていることを昨年に公表し、夫婦で社会福祉士の資格をとったと明かしていた。

　高野氏はこの日、ＳＮＳでコメントを発表。「愛するわが子を育てるなかで、何度も福祉と向き合ってきました」としたうえで「課題に当事者として真正面から取り組み、少しでも改善していくことで、東京の福祉をよりよいものにしていきたいと思ってます」と心境を吐露。「共に暮らし、共に生きる。そんな街を、そんな未来を作るために、私は決意しました」と、政治に興味を持った動機を語った。