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【阪神】「開幕1軍あるな」ドラ1左腕がプロ通算219勝の山本昌氏から太鼓判 実働29年のレジェンドから金言も

スポーツ報知 / 2025年2月4日 5時0分

投球練習を行う伊原陵人(カメラ・義村 治子)

 阪神のドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が3日、日本球界で唯一50歳までプレーしたレジェンド左腕から太鼓判を押された。沖縄・宜野座キャンプ2度目のブルペン投球で40球。解説者として視察したプロ通算219勝の元中日・山本昌氏(59)が「キレがいいのと投球のテンポがいい。(先発と中継ぎ)どっちでもいける。非常に楽しみ」と絶賛した。

 伊原自身も「ボールの強さ自体が前回に比べて良かった」と手応えを感じた2日ぶりの投球練習。「社会人の左投手で一番評価していた」という山本氏は、寸分の狂いもなく捕手のミットに収まる白球を見て「開幕1軍あるな」と確信した。智弁学園、大商大、NTT西日本とアマ球界の名門を渡り歩いてきた最速149キロ左腕。開幕ローテ入りの実力は十分ある。

 また実働29年間、プロ野球の世界を生き抜いた大先輩は「肉離れとか捻挫とか癖をつけないことが大事。足を悪くすると投手は厳しい。僕は足が最後まで強かった」と長寿の秘訣(ひけつ)を授けた。下半身を鍛え、強固な土台を築くことが重要。直接激励も受けた即戦力ルーキーは「走らないといけないのは分かっている。やっぱり大事かなと思う」と深くうなずいた。

 170センチ、77キロと決して体は大きくないがテイクバックが小さく、球の出どころが見づらいという大きな特長を持つ。「とにかく毎年毎年、勝負した結果がそこ(50歳現役)につながればいい。先を見ず、目の前を大事にしている」。千里の道も一歩から。金言を胸に“昌ロード”を行く。(中野 雄太)

巨人・真田スコアラー(伊原のブルペンを初視察)「コントロールがいい。ショートアームでタイミングが取りづらそうだし、力感の割に球もいっているような感じ。タイプ的には(巨人・井上)温大に似ている。ピストルみたいな球だった」

 ◆伊原陵人(いはら・たかと)アラカルト

 ☆生まれとサイズ 2000年8月7日、奈良・橿原市生まれ。170センチ、77キロ。左投左打

 ☆球歴 小学1年から野球を始め、智弁学園では3年春に甲子園ベスト16。大商大では2年秋に最優秀投手、3年春は最多勝、最優秀防御率でベストナイン受賞。NTT西日本では2年連続で都市対抗に出場

 ☆球種 直球、スライダー、カットボール、ツーシーム、フォーク、カーブ

 ☆他競技歴 橿原市立八木中学では1年時に柔道部に入部。当時はロン毛だったが、2年時からは頭を丸め軟式野球部に入部

 ☆座右の銘 「負けられません 勝つまでは」。大商大硬式野球部の部訓でグラブにも刺しゅう

 ☆好きな芸能人 石原さとみ。大学時代は永野芽郁で「くるくる変わる」

 ☆アニメ好き 「東京喰種トーキョーグール」がお気に入り。社会人時代からの趣味

 ☆家族はG党 自身は巨人ファンではないが、父・伸さんを筆頭に家族は大の巨人ファン

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