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77歳・寺尾聰、父の名優・宇野重吉さんへの思いを告白 亡くなる1週間前に顔に指で書いたひらがな3文字

スポーツ報知 / 2025年2月5日 11時25分

寺尾聰

 4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に俳優でミュージシャンの寺尾聰(77)が出演。1988年に亡くなった俳優で演出家の父・宇野重吉さん(享年73)への思いを語った。

 黒柳徹子と何度も共演経験のある重吉さんは同番組にも何度も出演。その姿を追悼特集などで見た寺尾は「俺、この年でこんな大人じゃないって思って、その頃存命だった母に言ったら、(頭を指さし)『ここが違うから』って言われて」と明かし、「僕の俳優人生の中では、たった一人の先生で神様で、でも具体的には教えてくれるっていうことはなかったので」と、父との関係を語った。

 亡くなる1週間前くらいに、寺尾の顔に指先で「がまん」とひらがなの文字を書いたという重吉さん。「俺はこの状態を我慢してるんだぞっていう意味なのか、我慢しろよって俺に言ってるのか、色んな風に考えられて、いまだに最終的な答えが出てないんですけど」と寺尾。

 1981年に自身が作曲を手がけた「ルビーの指環」が大ヒットし、紅白出場やレコード大賞受賞を果たしたほか、人気音楽番組「ザ・ベストテン」では12週連続1位という記録を作った。その際、「『今週、1位になっちゃった』って言うと、『ふーん』って言うんですよ。世の中じゃわりかしほめてくれてるのに」と無関心な様子だったという重吉さん。しかし「オヤジが死んだ後に周りの方が、『毎週見てて、旅先では、今週何位だった?って聞いてた』って。面白いですね。親ってそんなもんなのかなって」とエピソードを明かした。

 これを聞いた黒柳は「なんてステキ。もう少し長く生きていてほしかったですよね」と返していた。

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