Ｊ１神戸、ＦＷ宮代大聖ら６選手がコンディション不良で全体練習不参加 吉田孝行監督「難しい状況ではある」も「ご安心を」

練習を指揮する吉田監督（中＝カメラ・森口　登生）

　Ｊ１連覇中の神戸が４日、神戸市内の練習場で公開練習を行った。１日までの沖縄キャンプを終え、神戸に戻ってからの初練習だったが、昨季１１得点を挙げたＦＷ宮代大聖をはじめＭＦ佐々木大樹、ＤＦ広瀬陸斗、新加入のＤＦカエターノ、ＭＦ井出遥也、ＭＦ井手口陽介の６選手がけがやコンディション不良で不参加。吉田孝行監督は「元々の人数も少ないし難しい状況ではある」と説明した。

　今季初の公式戦、スーパー杯（広島戦・国立）を８日に控える。そこから中２日でＡＣＬＥ・上海海港戦（御崎公園）、さらに中３日でリーグ開幕節・浦和戦（ノエスタ）と、現時点で３月１日のリーグ第４節・福岡戦まで中３日以内で７試合を戦う日程が決定。指揮官は各選手の状態について「（筋肉系のけがに）偏っているわけでもなく、人数も結構出ているので人それぞれ」と明かし、連戦の戦い方については「もちろん全試合大事。全部大事なんだけど、やはりポイント、ポイントで大事な試合を絞らないといけないと思う。捨てるとかではなく、全員が戦力になるためにいろんなことも試さなければいけないだろうし」と吐露した。「みんな一生懸命やってくれているし、いるメンバーでね。しっかりやります。ご安心を」と前を向いた。