【ロッテ】侍ジャパン・井端監督が視察 ドジャース移籍の佐々木朗希に“ラブコール”「今年中に意思疎通ができればいい」

高部瑛斗に声をかける侍ジャパンの井端弘和監督（カメラ・佐々木　清勝）

　侍ジャパン・井端監督が４日、ロッテの沖縄・石垣島キャンプを視察に訪れた。練習中にはロッテ・吉井監督や高部瑛斗外野手らと談笑する一幕も。井端監督は今後招集が期待される選手としては「若い選手と、これから伸びていきそうな選手がいっぱいいます」とし、種市、高部、和田、ドラフト１位・西川（青学大）らの名を挙げた。高部については「スピードのある選手だし、躍動感もある。非常に、ああいう短期決戦で面白い選手かなと思っていますね。なかなかいませんので実際見てみたいなと思いましたね」と評価した。

　西川について、来年のＷＢＣ日本代表入りの可能性については「その可能性があると思ったので、昨年、見ておきたいと言うことで呼びました。候補の１人かなと思います」と言及。伝え聞いた本人も「目標は常に高く。そういう思いでいます。ＷＢＣを見て、その舞台で絶対に活躍したい思いが芽生え、（昨年３月の強化試合に）帯同して今まで以上に高まった。絶対にそこに入れるように頑張りたい」と意気込んだ。

　また、今オフにロッテからドジャースにポスティング移籍した佐々木朗希投手の今後の代表招集について井端監督は「本人とは今年中に意思疎通ができればいい。あれだけのボールを投げる投手は日本の中でそうはいない。来てくれれば、うれしい」と“ラブコール”を送った。