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ヤクルト・村上宗隆、26年WBC「出たい」 メジャー挑戦で参加不透明も「日の丸への思いは強い」

スポーツ報知 / 2025年2月6日 7時0分

フリー打撃をする村上(カメラ・阿見 俊輔)

 侍ジャパン・井端弘和監督(49)が5日、ヤクルト2軍の宮崎・西都キャンプを視察し、右肘リハビリ中の村上宗隆内野手(25)に26年WBC出場に向けて今季の活躍を期待した。侍指揮官による異例の2軍キャンプ訪問に感謝した村上は「日の丸に対しての思いは強い。出たい気持ちはある」と次回WBC出場への熱い思いを口にした。井端監督は広島の日南キャンプも訪問した。

 熱意は行動で示すのが、井端監督の流儀だ。4日までの沖縄キャンプ視察を終えて、宮崎で最初に向かったのはヤクルト2軍がキャンプを張る西都市。2日に浦添キャンプを訪れた際に不在だった村上にどうしても会いたかったから、侍指揮官は異例の2軍キャンプ視察に打って出た。

 練習中とあって、室内練習場で直接、会話を交わしたのは10秒ほど。それでも来年3月のWBCをにらんで、お互いの気持ちを確認するには十分だった。昨年12月に手術を受けた右肘のリハビリ中のため、3月のオランダとの強化試合には出場しない村上から「11月(の強化試合)に選ばれるように頑張ります」と伝えられ、うなずいた井端監督。「ありがたいです。こちらもそのように考えている。シーズンでいい活躍(を)してほしい。また日本のためにしっかりやってくれるといいと思う」と願った。

 村上は今季終了後のメジャー挑戦を表明しており、所属球団の意向次第では次回WBC参加が不透明になることも考えられる。それでも指揮官は「そうなった時には米国との話し合いになる。そこも十分に注意しながら自分たちもやっていかないと。一番は本人の意思。そこがあるのはよかった」と満足げな表情を浮かべた。

 侍指揮官の異例の2軍キャンプ訪問を受けた村上は「遠いところにわざわざ足を運んでくださってすごくありがたいです」と感謝。「日の丸に対しての思いは強い。僕は(WBCに)出たい気持ちはありますし、(井端監督に)伝えているので、しっかり成績を残して選ばれるように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

 右肘のリハビリは順調で、キャッチボールもしっかりとこなし、フリー打撃では快音を響かせた。動きを見守った池山2軍監督は「早いこと、沖縄に行きたいと思っているはず」と村上の心中を思いやり、7日のシートノック後、患部に問題がなければ8日にも沖縄の1軍本隊に合流する可能性もある。侍ジャパンがWBC連覇を果たすために村上は欠かせないだけに、井端監督も動向を注視していく。(阿見 俊輔)

 ◆23年WBCの村上 1次ラウンドでは全4試合に「4番・三塁」でスタメン出場したが、打率1割4分3厘、0本塁打、2打点と不振を極めた。イタリアとの準々決勝から栗山監督の決断で4番を外れた。5番で出場したメキシコとの準決勝では逆転サヨナラ打、米国との決勝では同点ソロを放って意地を示した。

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