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【阪神】出てこい!「令和の牛若丸」藤川球児監督がレギュラー白紙の遊撃に競争期待

スポーツ報知 / 2025年2月6日 5時0分

阪神・藤川球児監督

 阪神・藤川球児監督(44)が5日、「令和の牛若丸」の出現へ大号令をかけた。脳こうそくのため91歳で死去した吉田義男さんの訃報から一夜明け、沖縄・恩納村内で取材対応。名遊撃手だった偉大な先輩を脳裏に、「吉田さんは牛若丸と言われた。同じポジションにたくさんの選手がいますから、新たなそういう選手が出てくるかもしれない。(思いを)宿して戦ってもらって、僕も(吉田さんに)重ねて見られたら」と言葉を紡いだ。

 遊撃のレギュラーは現状白紙。実績のある木浪や小幡に加え、高卒2年目の山田を主力中心の宜野座キャンプ組に抜てきし、競争を促している。求めるのは「よっさん」のように「抜群の安定感と飛び跳ねるような(躍動感ある)選手」。今春キャンプでも早出特守を課すなど守備力強化を重視し、“ポスト吉田”を大目標にレベルアップを図っていく。

 吉田さんとは昨年11月30日のOB会で会ったのが最後だった。監督就任のあいさつに対して「非常に大変だと思うけど、あなたなら真摯(しんし)にできるでしょう。ぜひ頑張ってください」と激励され、「今後ともご指導よろしくお願いします」と頭を下げた。

 チームは6日に宜野座、具志川の両キャンプ地で練習前に黙とうをささげ、第2クールの4日間、球団旗を半旗にする。「吉田義男さんの非常に強大な相手だった巨人のことをまずは一番考えますね。指導を仰ぐことがかなわなかったことは残念ですが、タイガースの血が僕に宿っていると信じて」と指揮官。85年に球団初の日本一に導いた吉田さんの思いを胸に、「令和の牛若丸」と共に頂点をつかみとる。(小松 真也)

 〇…高卒2年目の山田がさっそく「令和の牛若丸」に名乗りを上げた。OBの鳥谷敬氏と沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪問。吉田義男氏の死去を受け「阪神のショートで活躍されて、監督として(球団史上)初めて日本一を成し遂げた方。自分もそういう存在になりたい」と決意を新たにした。鳥谷氏は「1軍の選手と交じっても違和感もない。試合にたくさん出て成長してほしい」とエールを送った。

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