【クイーンＣ】コートアリシアンが新コンビの坂井瑠星騎手を背に豪快な伸び 「能力はかなり高い」

Wコースで１週前追い切りを行ったコートアリシアン（右、馬上は坂井瑠星騎手）、左はゴキゲンサン（カメラ・荒牧　徹）

◆第６０回クイーンＣ・Ｇ３（２月１５日、東京競馬場・芝１６００メートル）１週前追い切り＝２月６日、美浦トレセン

　前走の阪神ＪＦで６着だったコートアリシアン（牝３歳、美浦・伊藤大士厩舎、父サートゥルナーリア）は、新コンビの坂井瑠星騎手を背に追い切られた。Ｗコースでゴキゲンサン（５歳２勝クラス）を３馬身あまり追走。直線では軽く仕掛けられると抜群の伸びを見せ、内から１馬身先着した。タイムも５ハロン６６秒８―１１秒３と好時計をマーク。課題のテンション面は難しいところも見せたが、動きは申し分ない。

　栗東から駆けつけた鞍上も「そこそこテンションの難しいところはあるが、能力はかなり高い。集中して競馬に行ければ好勝負になりますよ」と、声を弾ませた。