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角田夏実「もう一度、柔道を楽しめたら」 金メダルのパリ五輪以来の復帰戦となるGSバクー大会出場へ

スポーツ報知 / 2025年2月6日 16時5分

オンラインで取材に応じる角田夏実

 昨夏のパリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が6日、アゼルバイジャンで14日から16日に開催されるグランドスラム(GS)バクー大会への出発を控え、オンラインで取材に応じた。

 パリ五輪以来の復帰戦に向け「今までのここ3年間はパリ(五輪)を目指してという部分で、試合で柔道を楽しんではいけないかなという気持ちになっていたので、今回はもう一度、柔道を楽しめたらな、と思っています」と抱負を語った。

 五輪後はメディア出演など多忙な日々を過ごした。一方で、両膝の負傷も抱えていたが、両肩の痛みも引かなかったという。リハビリを続けながらトレーニングを行い、昨年12月から徐々に畳の上での稽古を再開。「本格的に合宿など参加しだしたのは(今年の)1月になるので、1か月で試合に向けて作っている感じです」と、ここまでの調整具合を明かした。

 世界の頂点を極めただけに、五輪後は競技に向き合う気持ちの面で難しい部分があったという。「やっぱりモチベーションの部分で、今までみたいな闘志というものは試合をしてみないとわからないのかなというのもあったので。ここに試合を入れることで、自分がどれだけこれからやっていけるか。無理やり奮い立たせられるのかっていうのを、この試合で自分と向き合えればなと思っています」とGSバクー大会に出場する意義を語った。

 今後は体重無差別で行われる4月の全日本女子選手権の出場も視野に入っているという。「皇后杯(全日本女子選手権)に出たい思いは高くなっていて。(6月の)世界選手権や選抜(4月の全日本選抜体重別選手権)の試合と近い部分で、自分の気持ちはどっちなのかというのが、多分この大会でわかるのかなと思っています。今、けがも治って柔道ができることをすごく幸せに感じているので、この柔道が好きという気持ちでどこまで戦えるか。今回、自分の体や心と相談できるいい場面かなと思います」と語った。

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