清水隆行氏 阿部監督は門脇誠8番構想も1番に入れば巨人打線の分厚さはさらに増す
スポーツ報知 / 2025年2月7日 5時10分
巨人・門脇誠内野手(24)が6日、本格導入した新打法で快音を連発した。宮崎春季キャンプ第2クール初日のフリー打撃で、バスターをアレンジした新フォームを披露。右手と左手を大きく離してバットを握る独特の構えから60スイングで安打性39本を量産した。
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門脇がバスター気味の構えから打ち込んでいた。動きの中での方がバットをスムーズにトップの位置に収めやすい、ということだろう。キャンプでフォームを固めるために徹底的に振り込んでいた小笠原道大さんも、同様の動きをよくやっていたことを思い出す。
「トップ」とはスイングを開始する位置のことで、正しい体勢がつくれていなければスイング軌道が安定せず芯で捉える確率が下がり、インパクトで大きな力を伝えることもできない。今はキャンプで何でも試せる時期だから、いい形でトップをつくる方法を模索しているのだと思う。
門脇はもともと強くスイングできる選手だが、昨季の状態が悪い時は力任せになっているように感じた。バットでなく体を振ってしまいミスショットや、捉えた感じでも力が伝わらず強い打球がいかなかった場面が多かったように見えた。いいトップの形から力感なくスムーズにバットが出れば、ヘッドも走り、インパクトで最大の力を伝えることができるようになるだろう。
阿部監督は現状、門脇を8番で考えているようだが、スピードでプレッシャーをかけられる門脇が1番に入り、丸を6、7番で使えるような打線になれば、分厚さがさらに増してくると思う。まずは定位置を確保することだが、いずれ上位を任されるように意識して臨んでほしい。(野球評論家・清水 隆行)
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