【阪神】吉田義男さんに黙とうをささげる 掛布ＯＢ会長「最高の結果を見せてあげて」弔いの日本一を願った

亡くなった吉田義男氏への黙とうを捧げる掛布雅之OB会長（手前）（カメラ・岩田　大補）

　阪神は６日、沖縄・宜野座キャンプ、具志川キャンプの練習前、３日に９１歳で亡くなった元監督の吉田義男さんに黙とうをささげた。宜野座のメイン球場には球団の半旗が掲げられ、三塁ベンチ前に掛布雅之ＯＢ会長（６９）が、粟井球団社長らフロント、１軍首脳陣、選手らと整列。「（球団創設）９０周年という節目の年。最高の結果を吉田さんに見せてあげてほしい」と弔いの日本一を願った。

　掛布ＯＢ会長は、１９８５年に吉田監督のもと、不動の４番打者として球団初の日本一に貢献。黙とう中は「練習が終わって、おすしを食べている姿。よく食べていましたから。食欲旺盛な吉田さんを思い出しました」と、在りし日の姿を思い浮かべていた。「僕も岡田（オーナー付顧問）も一緒だと思いますけど、もう感謝しかないです」と改めて恩師をしのんだ。