山下美夢有、米ツアーメンバーデビュー戦は３差１２位発進 「日本の試合よりもリラックス」

山下美夢有

◆米女子プロゴルフツアー　ファウンダーズ・カップ　第１日（６日、米フロリダ州・ブラデントンＣＣ＝６４６５ヤード、パー７１）

　昨年の最終予選会をトップ通過した山下美夢有（みゆう、花王）は４バーディー、１ボギーの６８で回り、首位と３打差の１２位で滑り出した。米ツアーメンバーとして初ラウンド終え、中継局のインタビューに応じ「コンディションが難しい中でも、３つスコアを伸ばすことができた。明日（７日）につながるプレーもできた」と納得した表情で振り返った。

　１０番から出て、１１番でボギー先行。耐える展開が続いたが、１７番パー５で３打目をピン右奥５メートルに。これを沈めて、最初のバーディーを奪った。後半は風が吹き、コンディションがタフになったが、３バーディーをマーク。４番で３メートル、５番で５メートルをねじ込み、連続で伸ばした。「風も強かったが、ショットが安定していいパットが入ってくれた」。パー５の８番でも伸ばし、一日を終えた。

　実戦は予選会以来、約２か月ぶり。ツアーメンバーデビュー戦は「日本の試合よりもリラックスできていると感じた。キャディーさんとコミュニケーションを取りながら、ラウンドができた」と充実の１８ホールになったようだ。「久しぶりにショットの感じは良くなっている。明日からもしっかり続けて、パットをしっかり続けられるように頑張りたい」と残り３日間へ意気込んだ。