イチロー氏を悩ませた日本代表の「ＳＵＺＵＫＩ ５１」 鈴木誠也のＷＢＣ出場辞退でまさかの展開に

セブンーイレブン契約会見に登場したイチロー氏（カメラ・小泉　洋樹）

　マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が７日、都内でＭＬＢとパートナーシップ契約を締結したセブンーイレブン・ジャパンの同契約記者発表会にスペシャルゲストとして登場した。

　同社は３月１８、１９日に東京Ｄで開催される「２０２５　ＭＬＢ　Ｔｏｋｙｏ　Ｓｅｒｉｅｓ　ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ　ｂｙ　Ｇｕｇｇｅｎｈｅｉｍ」のドジャース対カブス戦などの観戦チケットが当たるキャンペーンを実施。ド軍からは大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カ軍から鈴木誠也、今永昇太と日本人５選手が集結する開幕シリーズを直接見られるかもしれない。

　５選手の中でイチロー氏が面識があるのは大谷、鈴木、今永の３人。それぞれとの思い出があるが、中でも鈴木誠也が２３年ＷＢＣで故障のため出場辞退した際のエピソードを回想した。侍ジャパンのベンチには「ＳＵＺＵＫＩ　５１」のユニホームが飾られることになった。現役時代、背番号５１が代名詞で本名・鈴木一朗のイチロー氏。キャンプ中、米国では「だからお前はレジェンドなんだよ」と“イジリ”を受けるようになったという。「あれ、俺じゃないから」とその都度返していたが、「いちいち説明するのもめんどくさいから『そうか、そうか』と言ってたんですけど」と当時をふりかえった。