フォルティウスが９日の決勝進出、８日の準決勝は２位のロコと３位の道銀が対戦…カーリング日本選手権

北海道銀行に勝利し、歓声に応えるフォルティウスの（左から）小野寺佳歩、近江谷杏菜、吉村紗也香、小谷優奈（カメラ・相川　和寛）

◇カーリング日本選手権　第６日（７日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　決勝トーナメント進出をかけた６チームによる女子の２次リーグ（Ｌ）が終了した。上位３チームが４勝１敗で並び、ＤＳＣ（ドローショットチャレンジ）で順位を決め、フォルティウスが１位で通過し、９日の決勝戦に進出した。２位に北海道銀行、３位はロコ・ソラーレとなり、両チームで８日の準決勝で対戦することになった。８日の準決勝で勝利したチームが９日の決勝戦に進む。

　五輪２大会連続メダルのロコ・ソラーレは今シーズン、北海道銀行に２勝５敗。今大会でも初戦で唯一の黒星となった強敵だ。ただ、大会を通してロコは着実に調子を上げている。スキップ・藤沢五月は「正直、今シーズンで言えば拮抗しているチーム。チャレンジの気持ちで、自分たちらしい試合を相手にドカンと見せつけるだけだと思う。もう勢いは、私たちは持っていると思うので、この流れのまま、明日の試合はきっちり、“ロコ・ソラーレ”を見せたいと思います」と力強く話した。