北海道銀行の田畑百葉、準決勝のロコ戦へ「目の前の一投に集中」今季５勝２敗と勝ち越し中…カーリング日本選手権

フォルティウスに敗れ、握手を交わす北海道銀行の田畑百葉（中央）（カメラ・相川　和寛）

◇カーリング日本選手権　第６日（７日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　２次リーグ（Ｌ）が行われ、前回準優勝の北海道銀行は“ママさんカーラー”吉村紗也香がスキップを務めるフォルティウスに５―６で惜敗した。１次Ｌの結果を持ち越して４勝１敗。ロコ・ソラーレを含めた３チームで４勝１敗で並び、当該チームとの対戦成績も１勝１敗だったが、試合前に行われるドローショットチャレンジ（ＤＳＣ）でフォルティウスが１位となり、９日の決勝に進出を決めた。

　２位の北海道銀行、３位のロコ・ソラーレは８日に準決勝を戦う。北海道銀行は今シーズン、ロコに５勝２敗。今大会の初戦でも勝利を挙げている。スキップの田畑百葉（ももは）は、「いつも言っている、目の前の一投に集中するというところを、よりチームとして大事にしていきたい。準決勝でもう少し調整する時間ができたと、私たちはそう捉えてやるしかないと思っている。ポジティブに捉えて、準決勝でも決勝でも良いパフォーマンスができるように今日の試合をみんなで振り返りたいと思います」と冷静な様子で話した。