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大谷翔平、二刀流復帰へ“超ショートアーム” 肘に負担の少ないフォームをテスト

スポーツ報知 / 2025年2月8日 2時0分

キャッチボールで調整する大谷(カメラ・安藤 宏太)

 米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁は6日(日本時間7日)、ドジャース・大谷翔平投手(30)の銀行口座から約1659万ドル(約26億円)を盗み賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われた元通訳・水原一平被告(40)に対し、求刑通り禁錮4年9月を言い渡した。大谷への1697万ドル(約26億円)の賠償も命じた。3月24日(同25日)までに出廷し、収監される。アリゾナ州で自主トレに取り組む大谷を安藤宏太記者が、「見た」。

 * * * *

 大谷に変わった様子はなかった。前だけを見続け、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で汗を流した。キャッチボールやベースランニングなど約2時間、屋外に出て自主トレ。午後には水原被告の量刑が言い渡されたが、午前8時40分頃に施設入りし、笑顔も見せるなどリラックスしていた。

 2年ぶりの二刀流復帰へ、前だけを見ているようだった。約20分のキャッチボールでは、これまで以上に右肘をコンパクトに曲げて投球動作に入る“超ショートアーム”を披露。昨季まではキャッチボールもセットポジションからだったが、一度左足を後ろに引いてから投げていた。2度の右肘手術を経て投手人生を懸ける今季とあって、アジリティーなどのトレーニングの合間にも時間を見つけてはシャドーピッチングをするなど、負担の少ないフォームを定着させようとしている。

 昨年3月20日、韓国・ソウルでの開幕戦直後に明らかになった騒動。生活の全てを野球にささげてきた大谷にとって、シーズン中の捜査協力は大きなストレスとなり、睡眠時間を確保できずに体調を崩した。日本ハム時代からの関係で、エンゼルス時代の6年間は一番近くで支えてもらっていただけに複雑な思いがあったことは容易に想像できるが、昨季はMLB史上初の「50―50」(50発&50盗塁)を達成。本塁打と打点の2冠、MVPにも輝いた活躍は、気持ちを切り替えが要因の一つだろう。

 キャッチボール相手に座ってもらってスプリットを中心に7球を投げ、その後はベースランニングなども行って11日(日本時間12日)のキャンプインへ順調な調整ぶりを見せた。昨季は選手らと直接英語でコミュニケーションを取るなど、水原元通訳が不在でも新天地で適応した。今年は野球だけに集中して、二刀流復帰イヤーへ準備を進めている。(安藤 宏太)

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