【巨人】「しっかりとやっていきながらモノにできたら」田中将大が“平均台”でネットスロー

平均台に乗ってフォームを確認する田中将大、奥は久保康生巡回コーチ（カメラ・今成　良輔）

　巨人・田中将大投手が７日、宮崎春季キャンプで「平均台」を想起させる平らな台を使ってネットスローを行った。

　久保巡回投手コーチが持参した台。右腕は台の上から腕を振り続け、「（体を）横に使うとバランスが崩れて、平均台みたいな感じで落ちてしまう。そこら辺の感覚という部分ですね。しっかりと縦に使えれば落ちない」と説明した。

　その中でバランスを崩すことなく練習を進めた田中将。それでも「まだ力を入れてというよりは体重移動、重心移動でそれなりに投げているだけなので。やっぱり本格的にバッターに向かって投げるとか、そういう形にどんどん近づいていけば、また力が入ってきて、ズレることもあると思う」とし、「反復練習で、そういうこともしっかりとやっていきながらモノにできたらなと思います」と話した。