男子のロコ・ソラーレも準決勝に進出…カーリング日本選手権

準決勝進出を決め、喜ぶ前田拓海（右から２人目）らロコ・ソラーレの選手たち（カメラ・相川　和寛）

◇カーリング日本選手権　第６日（７日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）

　男子の２次リーグ（Ｌ）を行い、女子のロコ・ソラーレの弟分、ロコ・ソラーレが、ＫｉＴ　ＣＵＲＬＩＮＧ　ＣＬＵＢを１０―６で下し、３位で２次Ｌ突破を決め、８日の準決勝に進んだ。

　第１エンド（Ｅ）でいきなり４点を奪ってビッグエンドをつくると、序盤から試合を優位に進めた。そのあとは第６Ｅ、第８Ｅで２点ずつ取られて７―６まで迫られたものの、最終第１０Ｅで２点をスチールして勝負を決めた。スキップの前田拓海は「プレーオフ（決勝トーナメント）に上がれたので、まずはほっとしています」と安どの表情だった。

　今大会で優勝を逃せば２６年ミラノ・コルティナ五輪への道は閉ざされる。前田は「お姉さん（女子のロコ・ソラーレ）の背中を追っていくためには優勝するしかない」と８日のコンサドーレとの戦いを前に気持ちを引き締めた。