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優勝ならミラノ五輪へ望み フォルティウス1位突破 ロコVS道銀の勝者とあす決勝

スポーツ報知 / 2025年2月8日 7時9分

北海道銀行に勝利し、歓声に応えるフォルティウスの(左から)小野寺、近江谷、吉村、小谷

◆カーリング日本選手権第6日(7日・横浜BUNTAI)

 フォルティウスが予選1位で9日の決勝進出を決めた。2次予選リーグが行われ、フォルティウスが北海道銀行リラーズを6―5で下し、1次予選の結果を持ち越して4勝1敗。道勢が独占した上位3チームは4勝1敗で並んだが、試合前のドローショットチャレンジ(DSC)の結果で、フォルティウスの1位が決まった。2位の道銀と3位のロコ・ソラーレは8日に準決勝を行う。

 ライバル道銀との大接戦を制した。5―5で迎えた最終の第10エンド(E)。有利な後攻で迎えたフォルティウスは、スキップでフォースの吉村紗也香(33)がラストストーンで決勝点を奪うと歓喜の輪が広がった。吉村は「最後まで集中してできたのが良かった」と笑顔を見せた。

 1―1で迎えた第5Eには道銀に1点スチールされてリードを許したが、第6、8Eに2点ずつ奪って食いつき最後に逆転。前日のロコ・ソラーレ戦では第10Eに3点を奪われての逆転負けで、ショックを隠し切れなかった。痛感させられた「詰めの甘さ」を猛省して臨んだ一戦だった。

 26年ミラノ・コルティナ五輪代表につなげるためには、絶対条件となる優勝まであと1勝。準決勝をパスして8日は休養に充てられる。氷の状態は1日空くだけで大きく変化するが、吉村は「どのチームよりもアイスを読み切れている」と自信。力強いスイープでチームを支えてきたサードの小野寺佳歩(33)も「ここまで来たら勝ち切って世界に行きたい」と意気込んだ。(甲斐 毅彦)

 〇…札幌国際大は4人全員19歳と若いメンバーで挑んだが、決勝トーナメント進出を逃した。2次予選リーグ第3戦では中部ブロック代表のチーム御代田に第9Eまで9―5とリードしていたが、第10Eの4失点で延長戦にもつれ込み、9―10で逆転負け。スキップの敦賀心羽子(こはね)は「トップチームと素晴らしい戦いができた学びの場でした。またこういう舞台に戻ってきたい」と笑顔だった。

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