J2藤枝・杉田真彦が開幕スタメン濃厚 担当記者がキーマン紹介「武藤が推す」
スポーツ報知 / 2025年2月8日 7時48分
15、16日に各地で開幕戦を迎える県内Jクラブから、しずおか報知の担当記者が推す今季のキーマンを紹介する企画。第2回はJ2で3シーズン目を迎える藤枝MYFCのMF杉田真彦(29)。直近2年、けがに泣いたボランチは「今年はピッチで存在を示す」と燃えている。開幕戦は15日、ホームで徳島と対戦する。
表情にも“杉田らしさ”が戻ってきた。中盤のダイナモとして22年のJ2昇格に貢献したが、23年は5月に右膝の前十字じん帯断裂で離脱し13試合、24年もコンディションが上がらず14試合の出場にとどまった。「(個人としては)2年も無駄にしてしまった。今年は存在をピッチで表現したい」との言葉は偽りない本音だろう。
本来なら誰よりも汗をかき、誰よりも声を張ってもり立てられる存在。故障中は患部を器具で固定し、歩くことすら大変そうな姿も見かけたが、報道陣の前では明るく振る舞っていた。「これでダメならダメと言えるくらい、やれることをやり尽くした」。今季は始動から離脱することなく、キャンプも順調に消化。「今までは無理やりやって、自分にウソをつきながらやってきた。今は全部ガムシャラじゃなくて調整することを覚えた」。“休む勇気”を持てるようになり、コンディションを維持できている。
今季は22年から3季連続で務めてきた主将をDF中川創に譲った。「(公の場で)しゃべることが少なくなってプレッシャーがなくなった」と冗談めかしつつ「やることは変わらない」とも。練習中も厳しい声を飛ばし、チームを引き締める姿勢に変化はない。須藤監督が「キャプテン(の肩書)は外れたかもしれないけど、誰もが認めるキャプテン。痛みを抱えながらも最大のパワーを出してくれている」と絶大な信頼を寄せるのもうなずける。
ここまでの実戦は主力組でプレーしており、2年ぶりの開幕スタメンは濃厚とみられる。「(雰囲気が)緩くなってはいけない。肩書はなくても、引っ張っていけたら」。中盤に大黒柱がいる限り、藤枝が大崩れする心配はなさそうだ。(藤枝担当=武藤 瑞基)
〇…選手34人中16人が新加入と大きく入れ替わった。チーム得点王(16点)のFW矢村が退団したが、189センチのFWディアマンカらが加入。突破力にたけるMF川上ら、藤枝らしい“一芸補強”で戦力を整えた。現時点ではGK北村、最終ラインの中川創、川島、森、ボランチの杉田、松下、右ウィングバック(WB)の川上、インサイドハーフの金子は開幕スタメンに当確ランプ。左WBは大曽根と榎本が候補。インサイドハーフの残り1枠は浅倉とアンデルソンが浮上。1トップはディアマンカと松木が競う。
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