【オリックス】新外国人のジョーダン・ディアスが入団会見「長打を打つ準備してきた」…背番号は５４

ポーズをとるジョーダン・ディアス（右、左は福良淳一GM、カメラ・渡辺　了文）

　オリックスの新外国人のジョーダン・ディアス内野手＝アスレチックス傘下３Ａ＝が８日、宮崎・ＳＯＫＫＥＮスタジアム内で入団会見を行った。

　昨季は３Ａの１０２試合で打率３割１厘、２２本塁打、８５打点をマークした右の大砲候補。背番号５４の真新しいユニホームに袖を通し「色んな方から、日本の野球はすごくいいものだと聞いていた。無事に日本に来ることができてほっとしているし、すごく良い経験になることを願っています」と笑みを浮かべた。

　日本野球の具体的な印象を問われると「ＷＢＣでも優勝したという経験もあるし、そこにすごくひかれた。吉田（正尚）選手、山本（由伸）選手、大谷選手、藤浪選手という名前はよく聞いたことがある」と、米・大リーグで活躍する日本人選手の名前を挙げながら回答。「特に日本の料理だったら寿司が好き」としつつ、「もし機会があればやってみたい」と、日本で趣味の乗馬を体験することにも意欲を示した。

　乗馬にかけて、自らのニックネームを「カバージョ（＝スペイン語で『馬』の意味）」とアピール。その他、「名前の『ジョーダン』と皆さんに呼んでいただけたら」とオリ党に呼びかけた。

　２２年にメジャーデビューを果たし、翌２３年は５月のヤンキース戦で３打席連続アーチを放つなど、１０本塁打を記録。「自分の強みはバッティング。オフシーズンは、しっかりと長打を打つことを準備してきた。チームを優勝に導くことを一番の目標に掲げ、頑張っていきたい」と力を込めた。