Ｕ―２０日本代表が８日間の国内合宿を打ち上げ…船越優蔵監督「やりたかったことは出来ました」

国内合宿最終日の練習を行ったU―２０日本代表・船越監督（カメラ・後藤　亮太）

　サッカー男子Ｕ―２０（２０歳以下）日本代表が８日、Ｕ―２０アジア杯（中国）に向けて千葉県内で行っていた国内合宿を打ち上げた。

　１日に合宿をスタートさせ、４日にＪ３長野、７日に完全非公開で行われた練習試合の２試合を行い、９日に中国へと移動する。

　初日から強度の高い実戦形式の練習を行うなど、８日間の国内での合宿を終え、船越優蔵監督は「やりたかったことは出来ました。あとはコンディションをどう全員が合わせるかは向こうに行ってからもやっていかないといけない」と話した。

　２０２８年ロサンゼルス五輪を目指す世代の今年最初の活動で、同大会は９月に開催されるＵ―２０Ｗ杯（チリ）最終予選を兼ねており、ベスト４以上で出場権を得られる重要な大会。１次リーグ初戦のタイ戦（１４日）からシリア戦（１７日）、韓国戦（２０日）と中２日の間隔で行われる厳しい日程での大会だが、４大会連続となるＵ―２０Ｗ杯の出場権獲得と、１６年大会以来のアジアの頂点に向けて歩みを進めていく。