ベルギー２部べべレンのＵ―２０日本代表ＦＷ道脇豊「毎試合点を取っていきたい」１６年大会以来のアジア王者へストライカーの誓い

国内合宿最終日の練習を行ったU―２０日本代表・道脇（カメラ・後藤　亮太）

　サッカー男子Ｕ―２０（２０歳以下）日本代表が８日、Ｕ―２０アジア杯（中国）に向けて千葉県内で行っていた国内合宿を打ち上げた。

　１日に合宿をスタートさせ、４日にＪ３長野、７日に完全非公開で行われた練習試合の２試合を行うなど、８日間の合宿を終えた。４日に帰国してチームに合流した海外組のＦＷ道脇豊（１８）＝ベルギー２部べべレン＝は「チームとしてはめちゃくちゃ雰囲気のいい感じでトレーニングもそれ以外のところも出来ている。いいチームだなと思います」と手応えを口にした。

　今大会は９月に開催されるＵ―２０Ｗ杯（チリ）最終予選を兼ねており、ベスト４以上で出場権を得られる重要な大会。１次リーグ初戦のタイ戦（１４日）からシリア戦（１７日）、韓国戦（２０日）と中２日の間隔で行われる厳しい日程での大会だが、４大会連続となるＵ―２０Ｗ杯の出場権獲得はもちろん、１６年大会以来の優勝がチームとしての目標となる。プロフィールでは１８６センチと記載されているが、現在も身長が伸びているという大型ストライカーは「（目標は）チームとしてはＷ杯の出場権獲得とアジアチャンピオン。個人としても毎試合点を取っていきたい」と決意を口にした。