巨人ドラ1・石塚裕惺の対応力の秘密 首脳陣の分析と解説
スポーツ報知 / 2025年2月9日 5時30分
巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=が8日、2軍シート打撃の通算2打席目で二塁打を放った。打球は左翼線方向に転がり、余裕を持って二塁に到達した。「うれしいですよやっぱり」と感慨深げに振り返った。シート打撃“デビュー”となった7日は、三塁ゴロ。記念すべき1本目を見届けた観客は、大きな拍手でたたえた。
育成左腕の富田が投じた123キロのスライダーに反応。「ちょっと差し込まれた。キレのあるボールに対して若干のズレがある」と現状を分析しつつも「振り切ったらヒットゾーンに飛んでくれた。2打席目でヒットを打てたのはいいこと」と控えめに喜んだ。橋本2軍打撃コーチは「普段の練習から、どうすれば最短でボールの軌道に(バットを)入れられるかとか、自分を理解しながら取り組んでいる。そういうのも変化球の対応につながっている」と解説した。
2日合計でたった2打席。少ないチャンスで結果を残せたのは、心身とも万全の準備で挑んだからだ。「最初からそんなにチャンスをもらえると思っていない。少ない打席で、しっかりと結果を出さないといけない世界」と競争が激しいことを心に刻む。
この日は恩師の花咲徳栄・岩井隆監督(55)が訪れたが、残念ながら初安打には間に合わず。「遅いです」とツッコミながらも、笑顔がこぼれた。1月8日の入寮時、恩師から「一歩一歩」と書かれたマグカップを贈られた。「その言葉を忘れることなく、常に頭に入れながらやっている」と真剣な表情でうなずいた。
この日も着実に一歩前進したが、慢心はない。「投手もまだ寒い中。もっとレベルも上がってくると思う。全力で来た球をしっかり打ち返さないと。技術とか構え方、成長の余地がある」。気持ちは、すでに次の一歩へ向いた。(臼井 恭香)
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