高卒ルーキーと木製バット問題 元巨人・清水隆行氏が明かす"打球を飛ばすコツ"
スポーツ報知 / 2025年2月9日 5時40分
巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手(18)=花咲徳栄=が8日、2軍シート打撃の通算2打席目で二塁打を放った。野球評論家の清水隆行氏が石塚の打席に熱い視線を送った。
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石塚のシート打撃を真後ろから見させてもらった。1打席、1スイングのみだったが、それでも将来が楽しみな選手であることは間違いない。
安打は育成左腕・富田のスライダーを左翼線にはじき返した。コースは内寄りに入ってくる球で、決して簡単なボールではなかった。バットが遠回りして外から入ると、芯の近くに当たってもファウルになりやすいコース。だが、バットが体の近くを通って内側から出ていく「インサイドアウト」のスイングができていたから、打球をフェアゾーンへ運べた。理想的なスイング軌道だったといえる。
高卒ルーキーがまず求められることの一つに、木製バットへの対応がある。金属製のものに比べ、正しい軌道で芯付近で捉えないといい打球は飛ばないもので、聞けばややドライブ気味の打球が多くなることを気にすることもあったという。「ただ強い打球を」ということではなく、すでに打球の質や方向、「こう捉えたい」という高い意識で自身と向き合っていることも素晴らしい。
これから実戦に入っていけば前の打席の結果を踏まえた対応力というものも見えてくる。追って見ていきたいとさらに思わせる素材だ。(野球評論家・清水 隆行)
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