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【西武】高橋光成、0勝11敗からの復活へライブBPでバットへし折る「6割ぐらいの力」

スポーツ報知 / 2025年2月9日 9時40分

ライブBPに登板した高橋光成投手(カメラ・大中 彩未)

 復活を期す男が順調な調整を見せた。0勝11敗からの復活を期す西武・高橋光成投手(28)が8日のライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。改良したフォームでバットをへし折った。

 「6割ぐらいの力」とは思えなかった。室内でのライブBP。高橋が古賀悠のバットを粉砕した。右打者3人に計39球を投げ、安打性の当たりは3本。キレのある球で空振りや見逃しでのストライクを次々と奪った。「まずまず良かったかな。バランスよく、本気で投げるというよりは、ちゃんと自分の目がけている軌道でいくかを意識して投げました」と手応えをにじませた。

 バットを折られた女房役は「体感140キロくらい。力感のない感じで、真っすぐは結構ズバッと来てた」と目を丸くした。再出発への道筋は見えている。昨季は15試合に登板し0勝11敗、防御率3・87。大きくしすぎた体を扱えなかった反省から「今ある筋肉をどうやってたくさん使えるようにするかにフォーカスした」体作りを敢行した。「米を減らして、野菜や間食を増やした。1日に(摂取が決められた)タンパク質量があるので、一気によりは細かくたくさん、5~6食でとって」。昨オフ増やした体重は7キロ減り、体にキレが戻った。

 南郷キャンプでは2度ブルペン入り。この日の投球後は牧野、古賀悠の捕手2人と熱心に話し込んだ。動きをコンパクトにし、ブレを減らした新フォームにも一定の手応えを得ているようだ。「僕の投げた感覚を伝えて、ボールを見た感覚を聞いて」。今後はBPに2回ほど入り、紅白戦に備える予定。「今年は勝負の年なので。ほんとに野球人生の分岐点だと思う」。強い決意で挑むシーズンでの逆襲へ着実にステップを踏んでいる。(大中 彩未)

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