落合博満氏、アスレチックスとマイナー契約の桐朋・森井翔太郎に「別に珍しいことではない」「本人の選択の自由」

落合博満氏

　野球解説者の落合博満氏が９日までに、自身の公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。米大リーグのアスレチックスとマイナー契約をした桐朋（東京）の森井翔太郎内野手について言及した。

　森井は契約金１５１万５００ドル（約２億４０００万円＝発表時のレート）で契約。高校通算４５本塁打で投手としても最速１５３キロの大器は、米国でも二刀流に挑戦する予定だ。

　落合氏は森井のことは名前だけ知っていると明かした。今後も高校から直接メジャーへ挑戦する選手が増えるのではないかと問われると「前々からそういう話はあったことは事実だよ」と告白。「大谷もそのまま行きたいということで、１２球団にドラフトの断りを入れたくらいだから。別に珍しいことでは何でもないんだろうと思う」と冷静に持論を語った。

　日本野球を飛び越えての挑戦も「日本の野球を飛び越えてやれるんだったら、本人の選択の自由ですよ」とキッパリ。「結果はどうなるかはわからないけど。それがなかったら、日本のドラフトにかかってるかどうかもわかんないでしょ」と前置きし「だから、自分の夢を追い求めていくってことなんだろう」と挑戦を歓迎した。

　最後には「向こうの暮らしが大変だと思うけど、頑張ってもらいたいですね」と気遣いながらも期待を寄せた。