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【阪神】巨人007が驚がく!新助っ人・ヘルナンデスは虎のサンタナ 紅白戦でいきなり逆方向への適時二塁打

スポーツ報知 / 2025年2月9日 5時0分

3回1死一、二塁、右へ適時二塁打を放つラモン・ヘルナンデス、(投手・石黒佑弥、捕手・梅野隆太郎)(カメラ・岩田 大補)

◆紅白戦 紅組5―1白組(8日・宜野座)

 えっ…。虎にサンタナ!? 阪神のラモン・ヘルナンデス外野手(28)が8日、“来日初安打初打点”を記録した。紅白戦に紅組の「4番・DH」で出場し、3回1死一、二塁で右翼線へ適時二塁打。約8000人が球場に駆けつけるなか、外角高めの直球をフェンス手前まで運んだ。「藤川監督からも『右方向を意識して』と言われている。結果に出て良かった」と胸を張った。

 肩が強く三塁を中心に一塁、外野を守れる新助っ人。フリー打撃では特に左翼方向にサク越えを連発していたが、初実戦で見せた広角打法にライバル球団の007は驚がくした。ネット裏から熱視線を送った巨人・真田スコアラーは「やっぱり、サンタナみたい。何よりも逆方向に打てるところがいい。アベレージも残せるはず」と力説。2年連続打率3割超えで、広角に鋭い打球が打てるヤクルトの中距離砲にたとえた。193センチ、102キロと体形もそっくりで、出身は同じドミニカ共和国の首都・サントドミンゴと共通点も多い。

 メジャー経験はなく2Aが最高。レギュラー確約はなく、前川らとポジションを争う立場だ。藤川監督が「普通にできることをやったまで」と多くを語らないところに期待値の高さを感じさせる。キャンプ中は日本人選手と積極的に交流し、打撃談議に花を咲かせる勤勉家。「引き続き日本人選手からも勉強しながら、実戦に移していきたい」。推定年俸は約4700万円(30万ドル)の格安助っ人。藤川阪神でジャパニーズドリームをつかむ。(直川 響)

 ◆ラモン・ヘルナンデス(Ramon Hernandez)あらかると

 ☆生まれとサイズ 1996年3月2日、ドミニカ共和国生まれ。28歳。193センチ、102キロ。右投右打。

 ☆球歴 13年にDバックスに入団。19年は同チーム傘下の2Aでプレーしたが、メジャー、3Aの経験はない。2Aでは通算98試合に出場し打率2割3分6厘、11本塁打、44打点。22年からメキシカン・リーグでプレー。

 ☆愛称 「モーチョ」。「名前を砕いた感じ」

 ☆覚えた日本語 「ミズ、クダサイ」

 ☆好きな日本食 ラーメン。「来日後に食べておいしかったので、また食べたいです」

 ☆クラブ扱いは苦手!? キャンプ初休日の5日、ゴルフに初挑戦。「スコアは140ちょっとだったけど、最後はズルしたね!」

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