バレーボール サントリー、ＷＤ名古屋に２連敗 パリ五輪代表の高橋藍は第４セット出場なし

第３セット、首をかしげるサントリー・高橋藍（左）（カメラ・朝田　秀司）

◆バレーボール　▽大同生命ＳＶリーグ　第１５節第２日　サントリー　１（１９―２５、２５―２３、２３―２５、２６―２８）３　ＷＤ名古屋（９日、Ａｓｕｅアリーナ大阪）

　昨季Ｖリーグ覇者のサントリーは、ホームでＷＤ名古屋と対戦し、１―３で２連敗を喫した。

　第１セット（Ｓ）はＷＤ名古屋の勢いに力及ばず、１９―２５で落とした。しかし、第２Ｓは２―３からパリ五輪代表の高橋藍と柏田樹がブロック成功。４―５では左サイドから藍が角度のあるアタックを決め、再び同点に追いついた。その後、連続得点で追いあげをみせると、１６―１６でムセルスキーのブロックで逆転に成功。第２Ｓを奪った。

　第３Ｓは藍が途中交代するなど、メンバーを入れ替えながら、ＷＤ名古屋に挑んだ。２３―２４まで点差を詰めたが、最後はムセルスキーのサーブがラインアウトとなり、１―２と追いかける展開に。第４Ｓはシーソーゲームの接戦で、２３―２４では右サイドからアレクサンデル・シリフカが強烈なアタックを決めた。だが、最後は２６―２８で敗戦。第４Ｓに藍は出場する機会はなかった。

　第１日目は２―２で最終セットまでもつれ込みながらも敗れ、順位も３位に後退。ＷＤ名古屋が２位に浮上していた。