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三谷幸喜氏、30年の充電経て東京サンシャインボーイズ復活公演「みんな老化が如実に出ています」23年前死去の伊藤俊人さんは声で出演

スポーツ報知 / 2025年2月9日 18時0分

復活公演について話す劇作家・三谷幸喜氏(中央)。(左から)西村まさ彦、小原雅人、三谷幸喜氏、阿南健治、梶原善

 脚本家で演出家の三谷幸喜氏が9日、東京・PARCO劇場で初日を迎えた東京サンシャインボーイズ復活公演「蒙古が襲来」(3月2日千秋楽)の上演前に報道陣の取材に応じた。

 東京サンシャインボーイズは1983年に三谷氏を中心に旗揚げ。「12人の優しい日本人」「ショウ・マスト・ゴー・オン~幕をおろすな」など話題作を上演するも、94年に「30年の充電」を発表した。三谷氏は当時を振り返り「僕には事務所の社長みたいなことはできない。でも、役者さんたちには、ステップアップしてほしい。今なら各芸能事務所が雇ってくれて、それぞれが役者として伸びていけるだろうと思って充電することになりました」と説明した。

 その後、2009年にホームグラウンドだった劇場シアタートップスの閉館イベントで一度、公演を行っているが、三谷氏は「全員がそろうことはないだろう」と思っていたという。充電期間を経て、劇団員たちが60代以上となり「みんな老化が如実に出ています。『稽古を始めます』と言っても、実際に始まるまでに15分くらいかかる。移動に時間かかって、集まってもダラダラしている」と笑わせた。

 「蒙古が襲来」は三谷氏が作・演出を手掛ける新作。鎌倉時代の対馬の漁村を舞台に「一家の日常生活を描く。その日は蒙古襲来が起きようとしている。その日の朝、和やかな朝の物語」と説明。「見どころはこのメンバー。この30年、よくみんな現役の俳優として頑張ってくれたな」。伊藤俊人さんは02年に死去しているが、出演者として名前が表記され「彼は声の出演をします。昔やった舞台の録音で」と明かした。

 相島一之、阿南健治、小原雅人、梶原善、甲本雅裕、小林隆、近藤芳正、谷川清美、西田薫、西村まさ彦、野仲イサオ、宮地雅子、吉田羊らも出席した。東京公演の後は、岡山、京都、長野、宮城、北海道、大阪、愛知、福岡、沖縄でも上演する。

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