【東京新聞杯】1番人気ブレイディヴェーグ伸び切れず4着 ルメール騎手「1600メートル向きの瞬発力が…」
スポーツ報知 / 2025年2月9日 17時6分
◆第75回東京新聞杯・G3(2月9日、東京競馬場・芝1600メートル、良)
春のマイルG1を見据える一戦は4歳以上の16頭で争われ、菅原明良騎手が騎乗した3番人気のウォーターリヒト(牡4歳、栗東・河内洋厩舎、父ドレフォン)が直線で外を鋭く伸びてゴール前で差し切り重賞初制覇。3月4日付で定年引退となる河内調教師は18年平安Sのサンライズソア以来、7年ぶり7度目のJRA重賞勝利となった。勝ちタイムは1分32秒6。
2着は2番人気のボンドガール(武豊騎手)、3着は16番人気のメイショウチタン(吉田豊騎手)だった。
クリストフ・ルメール騎手(ブレイディヴェーグ=4着)「いい競馬をしてくれた。体重もプラス14キロで増えていたし、1600メートル向きの瞬発力がありませんでした。この馬も伸びていたけど、スピードがちょっと足りないかな。よく頑張ってくれたし、いいレースができたので、次は1800メートルでトップコンディションになると思うのでピッタリでしょう」
松永幹夫調教師(マテンロウスカイ=5着)「いい競馬でした。完璧でしょう。いいスタートを切って、うまく内に潜り込んで、休み明けで59キロを背負ってもいい内容だったと思います。東京コースは合っている。次につながる競馬ができたと思います。去年と同じ形で中山記念に向かいます」
横山和生騎手(セオ=6着)「すごくいい内容のレースができました。枠も枠ですし、メイショウチタンが突っ張ってくると思ったので、それを見ながらリズム良くいけました。東京がどうかと思っていたが、内容はよかったです」
内田博幸騎手(シャンパンカラー=7着)「まだ走りが本物じゃなかったかな。そのへんは久々のぶんもあったと思います。59キロで頑張っていたし、これから良くなっていくと思います」
田辺裕信騎手(オフトレイル=8着)「折り合い重視で運ぼうと思っていたんですけど、外枠もあって、極端な感じになりました。今の東京の馬場が差しづらい馬場とは言え、他の馬は伸びていますからね。ためがつくれた割には前走ほどの脚ではなく、最後は鈍る感じになりました。ちょっと分からないけど、今の適性がもう少し短いところにいっているのかもしれません」
北村友一騎手(オールナット=9着)「レースを進める形としては最高のいい形だったと思います。ただ、今日はメンバーが強かったし、ペースが流れたぶん、馬が戸惑っていたのか、いつもの反応が見られませんでした」
戸崎圭太騎手(ジュンブロッサム=10着)「ゲートを出てくれたので、いいポジションを取れました。ただ、ペースも落ち着いてしまったし、跳びの大きい馬なので、もう少し伸び伸び走らせた方がよかったのかもしれません。あと外を回ったのもあるし、直線は反応がなかった。59キロもありましたし、いろいろ重なったぶんじゃないでしょうか」
横山武史騎手(ジオグリフ=11着)「もともとゲートの駐立があまりよくないので、奇数番(の枠)は嫌だと思っていました。アメリカの時と比べてもゲートが悪くなってしまって、いいスタートを切れませんでした。道中はロスなくいって、腹をくくって直線で大外に出してどれだけ伸びるかという競馬をして、ラストは伸びて反応はしてくれたけど、スタートのロスのぶんと59キロのぶんでグッドフィニッシュとはなりませんでした」
津村明秀騎手(コラソンビート=12着同着)「距離は少し長いと思っていたので、ためてどれだけ脚を使えるかという競馬をしました。思ったより我慢が利いたので、伸びるかなと思ったんですが、距離が長い印象を受けました。1200とか1400の方がいいかもしれませんね」
池添謙一騎手(ゴートゥファースト=12着同着)「スタートもいいスタートを切れて、ポジションは悪くなかったと思います。ただ、昇級で重賞挑戦でしたからね。オープンクラスで慣れてくれば、通用してもいいのかなと思います」
浜中俊騎手(ゾンニッヒ=14着)「乗りやすくてスムーズな競馬ができました。ただ、一瞬の脚を生かすタイプなので直線の長い東京コースよりも平坦の小回りコースの方がこの馬の持ち味が生きそうです」
レイチェル・キング騎手(サクラトゥジュール=15着)「レース前の雰囲気がいい感じだったんですけど、スタートしてからスローペースで折り合いが難しかったですね。今日はこの馬の特徴に向いていないレースになってしまいました」
三浦皇成騎手(ラーグルフ=16着)「返し馬からちょっといい頃の場面を感じなかったのもあるし、硬い馬場のなかで初めてのマイルでずっと突っ張って走っていました。気持ちも含めて、これから良くなると思います」
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