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フォルティウスが五輪への夢をつなぐ 「新旧、道銀」対決に勝利し、優勝 …カーリング日本選手権

スポーツ報知 / 2025年2月9日 17時42分

優勝を果たし歓喜するフォルティウスの選手たち(カメラ・宮崎 亮太)

◇カーリング日本選手権 最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)

 女子決勝が行われ、ママさんカーラーの吉村紗也香がスキップを務めるフォルティウスが、北海道銀行を8―7で破って優勝。9月末の五輪代表候補決定戦に進むことが決まった。

 負ければ五輪の夢が消滅する一戦は、決勝戦らしく、一進一退の攻防。最終10エンド(E)で7ー7と決着がつかず、延長戦へともつれ込んだが、最後は有利な後攻で1点を奪って試合を決めた。

 チームは2011年にチーム青森で五輪経験もある小笠原歩が中心となり創設。14年ソチ五輪5位後に、常呂高、札幌国際大時代に「クールビューティー」として話題になった吉村が加入するなどメンバーを入れ替えながら強化してきたが、平昌、北京と2大会連続で五輪を逃すと、吉村らは2021年11月末に所属の北海道銀行との契約が終了した。

 それでも、諦めずにクラブチームとして再出発。まったくのゼロからのスタートだったが、吉村は「1人、1人覚悟を持ってそういう道に進んで、いつか笑える日がくるんじゃないかという気持ちでやってきた。やっぱりオリンピックに出て、金メダルを取るという強い気持ちがあった」と、契約打ち切り後に結成された新・北海道銀行との新旧対決を制し、夢をつなげた。

 21年の北京五輪代表候補決定戦では、ロコ・ソラーレに2連勝しながら、その後3連敗をして五輪代表を逃した悔しさがある。吉村自身は5度目の五輪挑戦。もう逃すわけにはいかない。

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