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【阪神】佐藤輝明が巨人から加入の畠世周にウェルカム1号「やったった」

スポーツ報知 / 2025年2月10日 5時0分

初回1死一塁、佐藤輝明(左)に先制右越え2ラン本塁打を浴びる畠世周(右)(カメラ・岩田 大補)

◆紅白戦 紅組5ー3白組(9日・宜野座)

 めんそーれ、畠さん! 阪神・佐藤輝明内野手(25)が9日、現役ドラフトで巨人から加入した畠に強烈な“ウェルカム弾”をお見舞いした。2日連続の紅白戦に白組の「3番・三塁」でスタメン出場。0―0の初回1死一塁、移籍後初実戦となった近大の4学年先輩が全球直球勝負で向かってくる中、4球連続ファウルの後に内角150キロ直球を豪快に右翼スタンドへ運んだ。

 「結果は別にして、いいスイングで打てました。ちょっと『やったった』って感じですね、はい(笑)」

 両膝に手をついて悔しがる右腕とは対照的に、後輩は放物線の行方をじっくり見届けてから走り出した。昨年10月に発足した藤川阪神の1号となる先制2ラン。降板後の畠から「参りました」と頭を下げられた佐藤輝は、手に残る感触を確かめながら「ちょい詰まりです」と、バットの芯に当たらずともオーバーフェンスしたとイジリ倒した。

 4年目の昨季はいずれも自己ワーストの120試合出場、16本塁打。オフは打つ際に踏み出す右足の動きを小さくするなど改良に取り組み、今キャンプでは自ら練習メニューを組み替えて課題の守備力向上にも没頭中だ。その姿勢に、3番起用を描く藤川監督も「自分自身がいきたい方向と、考え方と、メンタルと、かみ合っている状態で反復練習を含め率先して動いている。心強い存在です」と目を細めている。

 ネット裏から見守った巨人・真田スコアラーも「えぐい」と驚嘆した。3月5、6日のオランダ戦(京セラD)の侍ジャパン最終候補にも挙がる今年の背番号8は、ひと味もふた味も違う。「長打力は自分の持ち味。勝ちに直結するプレーをしていきたい」。先輩から放った“今季1号”を号砲に、進化を加速する。(中野 雄太)

 〇…阪神・岡田オーナー付顧問が畠の投球をネット裏から視察した。「あんまり良くないな。本当に150キロ出てるなら、そう打たれんと思うけどな」と、スピードガンの数字のわりに結果が伴わないことに首をひねった。身長170センチと小柄なドラフト1位左腕の伊原については「小っちゃいなと思ったよ。宮城とか参考にしてやったいい。同じような身長で抑えている投手もいるわけやから」と、オリックスのエースを手本とすることを勧めた。

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