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「いろいろ迷っちゃうな」巨人阿部監督 先発候補の田中瑛、又木がシート打撃で無安打アピール

スポーツ報知 / 2025年2月10日 5時40分

ブルペンで投げ込む横川凱に声をかける阿部慎之助監督(右=カメラ・今成 良輔)

 阿部監督が先発候補のアピール合戦にうれしい悲鳴を上げた。田中瑛、又木がシート打撃でアピールし、ブルペンでは横川、西舘らが熱投。「こっちがなんかいろいろ迷っちゃうな」と競争激化に手応えを示した。

 シート打撃中、指揮官は内野の後方を歩き回りながら様々な角度からチェックした。田中瑛は微妙に動く球を駆使して打者6人無安打2K。又木もテンポ良く打者8人無安打と快投した。「石川も又木も田中瑛斗もみんな良かった。ウロウロしながら(見て)いろんな迷いが生じたってことはぜいたくだなと思う」。圧巻の投球を見せたリリーフ左腕の石川を含め自ら3人の名前を挙げて絶賛した。

 シート打撃前にはブルペンに足を運び、熱投する若手先発候補に熱視線を送った。横川のチェンジアップを高評価し「腕を振って必死こいて投げるのもいいけど、どうせ抜くボールだったらもっと抜いちゃえば」と助言。西舘にはフォークについて、低めから低めではなく、真ん中付近やや高めから落とす意識で投げた方が打者が反応すると捕手目線でコツを伝え、力強い投球に何度もうなずいた。

 「みんないいデキしているし、ぜいたくな悩みだなと思って」。昨年15勝の菅野がメジャー移籍し「菅野の穴をどう埋めるか」と戸郷、山崎、グリフィン、井上の4本柱に次ぐ先発を課題に挙げる。実績十分の田中将に加え、チーム内競争が先発強化につながる。

 練習後は野手の居残り特打に登板。今キャンプ初めて打撃投手を務めて浅野、泉口、オコエに計135球、阿部監督自身も熱投した。10日は休養日で11日は今季初実戦の紅白戦。「紅白戦も入ってくるし、そこでアピールし合ってほしい」。良い意味の悩みが深まれば深まるほどチーム力は上がっていく。(片岡 優帆)

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