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「頭で描いたことがほぼ実現できている」清水隆行氏が巨人戸郷の再現性を絶賛

スポーツ報知 / 2025年2月10日 6時30分

山崎伊織(右)の隣でブルペンで投げ込んだ戸郷翔征(カメラ・今成 良輔)

 先発候補がそろってブルペンで投球練習を行ったが、どの投手も順調そのものといった調整ぶりだった。

 中でも目を引いたのは戸郷だ。捕手の後ろから見させてもらったが、球の強さやキレがあることは当然、感じたのはとにかく「再現性が高い」ということ。球だけでなく、体のコントロールも抜群だったと言おうか。「このコースにこういう球を投げよう」と頭で描いたことがほぼ実現できている感じだ。再現性が高くなれば、わずかにずれた場合もすぐに修正できるだろう。

 習得中のカットボールもいい動きをしていた。昨季、右打者には被打率1割6分6厘だが、左打者になると2割3分3厘と上がっていた。左打者にとってカットのように内角に入ってくる球は邪魔な存在になる。特にインハイを意識させられると、どうしても外角の球への対応力は落ちる。習得できれば、芯を外して凡打を誘うだけでなく、投球の幅もより広げられるだろう。

 山崎、グリフィンも上々だったし、井上も直球の質がさらに向上しているように映った。ファウルを打たせたりと直球でカウントを整えられることが理想になる投手だから、いい傾向だ。先発ローテ6枚のうち、4枚が当確。残る2枠の競争は激しくなるばかりで、誰が入ってくるか楽しみになった。(野球評論家・清水隆行)

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