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【アイスホッケー】スマイルジャパンが無傷3連勝締め…大会得点王の輪島夢叶「今までの自分では考えられない」…ミラノ五輪最終予選

スポーツ報知 / 2025年2月10日 6時7分

 試合後、スタンドに手を振る輪島(カメラ・(島山 知房)

◆アイスホッケー女子◇ミラノ・コルティナ五輪最終予選 最終日 日本4-1中国(9日、苫小牧市・nepiaアイスアリーナ)

 8日に4大会連続5度目の五輪出場を決めた世界ランキング7位のアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は、第3戦で同12位の中国を4―1で下し、無傷の3連勝で最終予選を締めた。第1ピリオド(P)3分26秒にFW輪島夢叶(ゆめか、22)=道路建設ペリグリン=が先制弾。今大会5ゴール目を奪い、難敵撃破に貢献した。

 チームで2番目に小柄な157センチのFWがスティックを振り抜いた。0―0の第1P序盤。ゴール前でパックを受けた輪島は冷静に相手DFの動きを見極めてシュートコースを作り、GKの右腕付近を打ち抜いた。赤のゴールランプが灯ると、両手を上げてガッツポーズ。3試合連発で大会得点王にも輝き「今までの自分では考えられない」と破顔した。

 今大会前までフル代表では無得点。フランス戦(6日)の初得点を皮切りに次々とゴールネットを揺らした。飯塚祐司監督(50)は「昨年7月に合宿が始まった時から自信を持ってやるようになった。元々俊敏に動く選手だったけど、動きがさらに速くなった」と、今季序盤から“覚醒”の予感を感じ取っていた。

 昨季まではチャンスでパスを選択する場面が多かったが、先輩やチームスタッフから「シュート悪くないから、どんどん自信を持って打っていいよ」と背中を押された。攻撃的なプレーを意識して5ゴールと爆発した。

 五輪出場権は得たが、現代表メンバーが大舞台に立てる保証はない。指揮官が「(今大会メンバー外で)伸びしろのある選手がたくさんいるので、そういう選手のポテンシャルを確認する合宿は行いたい」と言うように、再び競争が始まる。「下の世代はうまい子たちが多い。パフォーマンスを落とすことが絶対ないように、ミラノで結果を残せる選手になりたい」と輪島。名前の通り、五輪出場の“夢”を“叶”えるため前へ進み続ける。(島山 知房)

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