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浪曲師・京山幸枝若「人間国宝認定記念公演」28日 吉本新喜劇で半生記 実父の先代とは「飲み仲間」

スポーツ報知 / 2025年2月10日 11時32分

浪曲師の京山幸枝若(右から5人目)は自身の人間国宝認定記念公演をPRした(右から島田一の介、池乃めだか、月亭八方、京山幸乃、1人置いて京山幸太、吉田裕、末成映薫、浅香あき恵)(カメラ・田中昌宏)

 重要無形文化財認定保持者(人間国宝)に指定された浪曲師・2代目京山幸枝若(きょうやま・こうしわか)が10日、今月28日になんばグランド花月で上演する「人間国宝認定記念公演」のPRを同所で行い、公演で幸枝若役を演じる吉田裕ら吉本新喜劇メンバー、6年前から幸枝若による浪曲のレッスンを受けている月亭八方らも駆けつけた。幸枝若は「ひとりで演じてひとりで歌う“ひとりミュージカル”」と浪曲の魅力をアピールした。

 人間国宝認定は、浪曲(浪花節)の世界からは初めてで、創業113年目の吉本興業所属の芸人でも初の快挙だ。幸枝若は、吉本からの扱いも「これです」と手のひらをクルクル裏返すポーズ。それでも今後は系列の吉本興業高等学院で幸枝若の弟子の幸太、幸乃が浪曲の授業を担当するなど、吉本挙げてのバックアップで浪曲をアピールすることになるという。

 28日の記念公演では、吉本新喜劇で幸枝若の半生記を上演する。座長の吉田裕が幸枝若を演じ、幸枝若自身も先代役で出演する。吉田は「このメンバーにプラスして、やなぎ浩二師匠も出る。今82歳の吉本最年長」とレジェンド級がひしめく舞台にため息。81歳の池乃めだかに「めだかさん、ちょっと大きなったんちゃう?」などと不規則発言を繰り返す76歳の八方を、司会進行の月亭八光とともにいさめていた。

 幸枝若も実父が師匠。八光の実父であり師匠でもある八方との掛け合いを見て「うらやましいですわ。我々(親子)は飲みにいくだけ。飲み仲間やったんで」。16、7歳頃に弟子入りするまで実父とは知らなかったという先代をしのんだ。八光に「複雑な家庭環境も織り込んで演じてください」と振られた吉田は「複雑過ぎて笑いに持っていくの難しいな」とボヤいていた。

 公演で幸枝若は「左甚五郎 掛川の宿」、弟子・幸太は「“超”新作浪曲『ギャルサー!』」を披露する。幸太は「乳首ドリルする側」(吉田)として、すっちー役も担うとのことで、浪曲調の「ドリル?ドリル?ドリルせんのかい?」が歌われる可能性もある(?)。その他の出演者は西川きよし、桂小文枝、ぼんちおさむ、里見まさと、島田一の介、末成映薫、浅香あき恵、オール阪神・巨人ほか。

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