1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】大山悠輔&掛布雅之OB会長スペシャル対談<前編>「どっしりと5番に座りたい」

スポーツ報知 / 2025年2月11日 5時0分

キャンプ地で大いに語り合った大山(右)と掛布OB会長(カメラ・岩田 大補)

 阪神・大山悠輔内野手(30)と掛布雅之OB会長(69)=スポーツ報知評論家=がこのほど、キャンプ地の沖縄・宜野座で対談を行った。3番・佐藤輝、4番・森下の後ろを任される予定の大山が「どっしり5番に座りたい」と決意を明かすと、新人時代に2軍監督として支えた掛布氏は「大人になった」と心身の成長を実感。1985年、23年に4番打者として猛虎を日本一に導いた両雄が、主砲、チームリーダーとしての心構えや覚悟を語り合った。(構成・島尾 浩一郎)

 掛布(以下、掛)「まずオフのFA宣言【※1】について聞かせてください。他球団の評価を聞きたいという気持ちだったのですか?」

 大山(以下、大)「もちろん評価を聞きたいというのもありましたし、移籍を考えたのは間違いないです」

 掛「すごく悩んだんだね」

 大「ものすごく悩みましたし、本当に一日一日がすごく長かったです。大きかったのは、もう一度、今のチームメイトと一緒に日本一になりたい。そこが一番でした」

 掛「藤川監督は大山選手に納得してもらって、どうしても5番にハマッてほしいと言っていました」

 大「はい。そのようなお話はありました」

 掛「自分も5番打者に助けられた経験があるので、4番を助けていかなければという気持ちですか?」

 大「助けるというよりも、前を打つ佐藤輝、森下の2人は本当にしっかりしていますし、持っている力は素晴らしい。2人に好きなようにやってもらいたいので、そのためにどっしりとそこに座りたいです」

 掛「チームを勝たせるというのは当然の目標として、5番打者として個人的な目標を挙げるとすれば?」

 大「トータルの数字というよりも、1試合の中で状況に応じて、打点をしっかり挙げていきたいと思っています」

 掛「勝利に貢献できる打点ということ?」

 大「点差が開いている中であったとしても、1年間を通じての投手の負担を考えると、意味のない打点というのはない。そういう1点も、大事にしていきたいなと思います」(後編に続く)

※1 大山は昨オフに国内FA権を行使。巨人・阿部監督から「世紀の大FAの先駆者になってほしい」と熱烈オファーを受けたが、年俸3億4000万円プラス出来高の5年契約で残留した。

 ◆大山 悠輔(おおやま・ゆうすけ)1994年12月19日、茨城県生まれ。30歳。つくば秀英(茨城)では甲子園出場なし。白鷗大を経て、16年ドラフト1位で阪神に入団。23年に最高出塁率、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を獲得し、38年ぶりの日本一に貢献。通算977試合に出場し、打率2割6分8厘、137本塁打、551打点。181センチ、94キロ。右投右打。年俸3億4000万円。

 〇…大山と掛布OB会長の対談のもようは、17日のMBSテレビの情報生番組「よんチャンTV」(月~金曜・後3時40分、関西ローカル)で放送予定。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください