令和ロマン・高比良くるま「世界で一番面白い番組」を発表

「書籍刊行記念対談」に出席した高比良くるま（左）と石田明（カメラ・瀬戸　花音）

　お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまが１０日、都内で行われた「書籍刊行記念対談」に「ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥ」の石田明と出席した。２０２４年１１月に辰巳出版から発売され、発売３か月で１５万部を突破した高比良初の著書「漫才過剰考察」と、２４年１０月にマガジンハウスから発売された石田の書籍「答え合わせ」のコラボイベント。

　Ｍ―１グランプリで２連覇を達成した令和ロマン。同大会で審査員を務めた石田は「恐ろしいコンビ」と改めて褒め、高比良は「お気遣いありがとうございます」と感謝した。

　高比良の書籍について石田は「読みやすい。なんやろこの臨場感。勉強になりました」と絶賛。自身の書籍については「僕は今、ちょうど老害になり始めている。お笑いとして古きものに片足つっこんでいる側の芸人。だから今の意見を全部本の中に捨てて、新たな脳みそで向き合っていこうと思った」とし、「これ（書籍）は廃棄物です」と紹介し、笑いを誘った。

　高比良は書籍執筆期間を「人生で一番しんどかった」と振り返り、先に発売していた石田の書籍については「もうお笑いの本ってコレじゃん！って思っちゃった。説得力が違う。石田さんの本を読んで書き直した」と感想を述べた。

　高比良と石田の対談のトークテーマは多岐に渡り、テレビ出演の有無についても。高比良は「自分的にどうしても違うやつだけは断ってる」としながら、「『バナナサンド』（ＴＢＳ系）が世界で一番楽しい。バナナサンドの収録が一番面白い。スタッフさんが小学生ぐらい騒いでるんですよ。『ラヴィット！』の比じゃない。やばいですよテンションの高さ。石田さんにも行ってほしい！」と勧めた。

　また、フジテレビ系「酒のツマミになる話」の出演についても「人のお金で飲むお酒が本当においしい」と絶賛した。