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新旧「ゴルフ天才少女」が運命の対面 高橋恵が13歳の須藤弥勒に金言

スポーツ報知 / 2025年2月11日 6時0分

須藤弥勒は(左)は高橋恵から温かいアドバイスを受けた(提供写真)

 史上初めてゴルフのジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(13)=ゴルフ5/太陽自動車=が10日、かつて「天才少女」と呼ばれた高橋恵(28)から貴重なアドバイスを受けたことを明かした。

 弥勒は6日に千葉・八街市の千葉バーディーCで行われたスポンサーのひとつのサーフビバレッジ主催のプロアマ戦に参加。2010年にプロ下部ツアーのANAプリンセスカップに13歳で優勝した高橋と対面した。高橋は今の弥勒と同じ年齢の時に脚光を浴び「天才少女」と呼ばれた。新旧の「天才少女」は運命的な対面を果たし、弥勒は大先輩の高橋から金言を授かったという。

 「注目される重圧は、それを経験した者にしか理解ができないと思います。高橋プロは自身の経験を話してくれました。また、私のことをすごく心配していただき、とてもうれしかったです」と弥勒は感謝した。

 高橋には「これからの長いキャリアの中で今は何をすべきか」「どのようにすれば燃え尽き症候群にならないか」などのアドバイスを受けたという。「高橋プロをじっくり話をさせていただいたのは初めてです。高橋プロはとても優しくて格好いいです」と弥勒は笑顔で話した。

 弥勒の父・憲一さん(51)は「高橋は背が高く飛距離もあります。体が成長するまでアプローチとパットを中心にゲームを組み立てる弥勒とはタイプが違いますが、幼い頃から注目される中でプレーしているという点は全く同じと思います。偉大な先輩のお言葉は本当に貴重で宝物になります」と頭を下げた。弥勒は「高橋プロに恩返しするためにも、これから、もっと頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。

 プロアマ戦では、2021年のオーガスタナショナル女子アマを制した梶谷翼(21)らとチームを組み、準優勝した。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。13歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。22年8月に横峯良郎氏に弟子入り。22年1月からアマチュアも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで、ダブル所属契約のゴルフ5と太陽自動車をはじめ計16社に推定総額3億6000万円以上の支援を受けている。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

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