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村田真一氏が巨人西舘勇陽をべた褒め!!エース格に育つ可能性を十分に感じるマウンドやったよ

スポーツ報知 / 2025年2月12日 5時10分

1回を無失点に抑えスタッフとグータッチを交わす西舘勇陽(カメラ・小林 泰斗)

◆紅白戦 紅組6―2白組=特別ルール10回表まで=(11日・サンマリン宮崎)

 巨人の西舘勇陽投手(22)が11日、宮崎キャンプで行われた紅白戦(サンマリン宮崎)で白組の先発として登板し、今季初実戦ながらいきなり最速154キロを計測した。18球で1回完全、2奪三振の好投で猛アピールした。本来のクイック投法に加え、足を上げてタメをつくる新投法にも手応えを感じた最速156キロ右腕。さらにギアを上げ、開幕ローテーションをつかむことを誓った。

 この紅白戦で投げた中では西舘が飛び抜けて良かったね。変化球も投げたけど、何よりも真っすぐが素晴らしかった。この時期に150キロ投げられたら打者はお手上げ。よほどいい調整をしてきたんやろね。先発ローテに何としても食い込もうという勢いを感じたよ。

 第2クールでブルペンに入っているのを見たけど、以前よりもリリースの時に手首が立っているように見えた。真上から球を叩くように投げている感じかな。だからきれいな回転になるし、角度もつくから打者は見た目以上の球威を感じるはずよ。そうすると、ちょっと甘くなってもファウルを取れる。昨季は体の開きが早くなってシュート回転する球を痛打される場面もあったけど、そういう球も減るし自然と制球力も上がるよね。石塚を見逃し三振に仕留めた外の真っすぐは本当に素晴らしかったよ。

 あとはスタミナやね。先発やし、しっかりと投げ込みながらこの質の球を100球以上、維持できるようにならんと。それにまだ大卒2年目で若い。5回、6回といわず、戸郷のように7回以上投げる前提でマウンドに立つ、エース格に育ってほしい。その可能性を十分に感じるマウンドやったよ。(スポーツ報知評論家・村田 真一)

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