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現役ドラフトで加入の25歳 “俺を見てくれ投法”で首脳陣に猛アピール

スポーツ報知 / 2025年2月12日 5時40分

3回から白組の3番手で登板した田中瑛

◆紅白戦 紅組6―2白組=特別ルール10回表まで=(11日・サンマリン宮崎)

 現役ドラフトで巨人に加入した田中瑛斗投手(25)が11日、“俺を見てくれ投法”で首脳陣に猛アピールした。今季チーム初実戦となる紅白戦で1回無安打2奪三振0封。移籍後初の実戦マウンドで阿部監督に「使ってみたい」と言わしめ「マウンドに立った時は自分が一番なんだと。その日投げる投手の中で一番いいピッチングをしたい気持ちがある」と胸を張った。

 臆することなく攻め込んだ。3回から白組の3番手で登板し、まずは先頭の湯浅を内角144キロのシュートで空振り三振。続く舟越は146キロの直球で3球三振に封じた。指揮官から高く評価されたのは、右打者の内角を強気にえぐる姿勢。杉内チーフコーチも「シュートを恐れず投げられる。そこを監督も評価して『使ってみたいなぁ』と言っていた」と拍手を送った。

 アベの教えが、アピールの原動力となった。キャンプ第1クールの4日、ブルペンでの投球練習中に監督からクイックモーションの遅さを指摘された。「監督に直接言っていただけることはそうはないし、とても貴重なこと。投球以外の部分を伝えられたってことはよっぽど大事にしないといけないんだって、すごく意識するようになりました」

 2死無走者から味方の失策で出塁を許すも、次打者の打席で素早い一塁けん制を見せ、俊足の若林をアウトにした。「投球より、マウンドさばきや総合力でアピールできたことがうれしかった」と田中瑛。熱い思いを全10球に込めた。(堀内 啓太)

村田真一Point

 田中瑛は小気味よく放る投手という印象よね。この紅白戦を見る限りではスライダーはいつでもストライクが取れる自信がありそう。両サイドに投げ分けていたし、コントロールで苦しむ感じはしない。捕手の立場から見ても、リードしやすい投手と思うよ。最終的に先発するのか中継ぎなのかはこれから次第やろうけど、けん制もうまいしセンスのよさを感じたね。

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