関脇・若元春が結婚披露宴 ２０年に結婚も「コロナ禍でだいぶ待たせてしまった」

結婚披露宴でウエディングケーキ入刀を行った若元春と美岬夫人（カメラ・小泉　洋樹）

　大相撲の関脇・若元春（荒汐）が１１日、東京・千代田区のホテルで妻の美岬さんとの挙式披露宴を開いた。新横綱・豊昇龍（立浪）や大関・琴桜（佐渡ケ嶽）ら約４５０人から祝福された。２０２０年１１月に結婚し、２２年５月には第１子の長女が誕生。「新型コロナウイルス禍で式を挙げられず、奥さんをだいぶ待たせてしまった」と感慨に浸った。「奥さんの前では取り繕わない自分でいられるし、どれだけ悪い相撲を取っても、娘が笑顔で迎えてくれる。より一層、相撲に身を入れていかないといけない」と感謝した。

　昨年九州場所は小結で１０勝。大関取りの起点となったが、関脇だった初場所は６勝９敗と負け越し。再び巻き返し、大関昇進の期待もかかるが「力を出し切った上で届けば良いがこだわることなくやっていきたい」。自然体で戦い、上を目指す。